はじめに
最近、会社でメンタル講習を受けて、内容が面白かったので共有したい。
自分はメンタルを病んで休職してしまったことはないけれど、上司などに詰められて夜眠れなくなったり、会社に行きたくなくなったりしたことは何度かあるので、ためになった。
講義で聞いた内容を、自分なりの解釈で整理してみた。
メンタルに興味がある人、仕事でしんどい人は是非読んでみてほしい。
メンタルが強い人と弱い人
同じ仕事をしていても、メンタルが強い人と弱い人がいて、頑張れる人と挫折してしまう人がいる。
この違いはなんだろう?
同じストレスを受けていても、ストレス反応には違いがあり、頑張れる人と挫折してしまう人に分かれてしまうらしい。
1)ストレス要因(ストレス増強要因と、ストレス緩和要因)
2)個人的なストレス耐性
3)日常生活のストレス
この3つについて掘り下げていく。
ストレス要因
ストレス要因にも、ストレス増強要因とストレス緩和要因がある。
ストレス増強要因はわかりやすい。仕事の難易度や、仕事の量的な負荷、周囲のサポートなど。
仕事が難しいほど、量が多いほど、周囲のサポートが得られないほど、ストレスがかかるというのは想像できるね。
一方で、ストレス緩和要因もある。仕事の達成感、やりがい、周囲のサポートなど。
仕事が難しくても、達成感があったり、やりがいがあったり、周囲のサポートが得られていたら、ストレスは緩和される。
よくよく考えると、自分にもこれは当てはまる。自分が好きな仕事で、上司や後輩とのコミュニケーションが取れていているときは、長時間の労働でも苦にならないどころか、やりきったときの達成感が大きかった。
興味深いのは、ストレス増強要因よりもストレス緩和要因のほうが効果が大きいとのこと。
ストレス増強要因大、ストレス緩和要因大の仕事に従事している人と、逆のストレス増強要因小、ストレス緩和要因小のしごとに従事している人では、前者のほうがストレスレベルが小さいという研究結果が出ているという。
さらに、ストレス増強要因はなかなか自分でコントロールできないが、ストレス緩和要因は気持ちの持ちようで変わるということが心強い。
以上を踏まえて、自分が取り組みたいアクションプランは2つ。
1)取り組んでいる仕事で、面白いと思えることはないか。成長につながる点はないかを考える。
2)仕事を細分化してチェックリストを作ったりして達成感を味わう。
個人的なストレス耐性
個人的なストレス耐性、以下の3つがある。わかりやすいように考え方とともに紹介する。
1)有意味感
仕事に意味付けをできる力。
「しょうもないような仕事でも、将来なにかの役に立つかも。頑張ってみるか。」
2)俯瞰力
仕事全体を俯瞰する力。
「今は忙しくて正直しんどい。でも1ヶ月後には終わる。その時は有給を取って温泉でゆっくりするから、それを楽しみに頑張ろう。」
3)自己効力感
自分への自信を持つ力。
皆さんの周囲にも、謎の自信を持っている人はいませんか?(自分の周りには結構います。。)
「どうなるかわからないけど、まあなんとかなるさ。失敗しても、怒られるだけだし。大した事ない。」
日常生活のストレス
日常生活でストレスが溜まっていると、仕事のストレスが小さくても、キャパオーバーになってしまう可能性はある。
結婚、離婚、子供の誕生、転勤、新しい職場、新しい住まい、新しい人間関係、新しい仕事、などなど、人は環境の変化で多少なりともストレスを感じているから、大きな環境の変化があるときは頑張りすぎるとキャパオーバーになることがあるとのこと。
自分なりのストレス対処法
1)8時間以上寝る。大抵のことは睡眠時間が取れているとなんとかなる。
2)体を動かす。動画を見ながら、2分のプランクトレーニングがおすすめ。気持ちがすっきりする。それか10~30分程度の散歩もいい。
3)音楽を聞く。クラシック音楽。雨の音や川の音、森の音など自然音を部屋で流すのもいい。
4)どうせ死ぬと思う。死を意識する。どんなに辛くても、泣いても笑っても、どうせ死ぬのだから、前向きに生きてみるか、と思える。
5)どうでもいいと思う。仕事で失敗しても、上司に怒られるだけ。上司の評価なんて、自分の幸福に関係ないのだから、どうでもいい。
まとめ
メンタル講習を受けてのまとめと、自分なりのストレス対処法について整理してみた。
1.メンタル講習の整理
1)ストレス増強要因と緩和要因
ストレス緩和要因は自分でコントロールしやすいので、仕事のやりがいや達成感を感じれるように工夫する。
2)個人的なストレス耐性
有意味感、俯瞰力、自己効力感。うまく解釈を変えてあげることで、ストレス耐性が上がるのかもしれない。
3)日常的なストレス
私生活の面で変化が大きい場合、仕事のストレスでキャパオーバーしてしまう可能性がある。
2.自分なりのストレス対処法
1)睡眠を取る
2)体を動かす
3)音楽を聞く
4)死を意識する
5)どうでもいいと思う
自分としては、メンタルって先天的にメンタルが強い人と弱い人がいるという認識だったから、体系的にメンタルについてまとめられているのは新しい発見だった。じぶんはまだまだメンタル弱い方だけど、だからこそ工夫していけたらいいなと思う。
1つでも参考になれば嬉しいです。
最後に。今回はChatGPTでアイキャッチ画像を作成してもらったのですが、すごいですね。
自分のイメージの遥か上を行くイラストを作ってくれました。


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